みなさん、こんにちは。カシューです。
いろいろと工夫をしているつもりでも、なか
なか利益が上がらず、苦しいときありますよ
ね。そして、常に売り上げを上げることばか
り考えていると、理想のカフェから遠のいて
しまうことでしょう。
ここでは、得ることではなく、減らすことを
考えてみたいと思います。お店のコストカッ
トできるであろうことをもう一度、見直して
みませんか?
<目次>
- コストカットをする理由
- コストカットのコツ
- コストカットできる経費とは?
- まとめ
コストカットをする理由
開業してしばらくは、なかなか思い通りに利
益が上がらないかもしれません。一般的に軌
道にのるには、半年はかかると言われていま
す。その間、お店を継続できる体力がないと
閉店するしかなくなってしまいます。そうな
らないために、常にコストカットできること
を考えていきましょう。
コストカットのコツ
コストカットというと、削ることばかり考え
てしまいますが、果たしてそうでしょうか?
例えば、店舗の家賃は下げようと思っても、
固定費なので下げることはできませんよね。
営業時間を延ばして、目一杯活用するのは
どうでしょうか?利益を生み出さない時間
も店舗を使うことは、コストカットに繋が
ります。カットするのではなく、プラスす
ることで、生まれてくる利益があるのです。
コストカットというと、人件費などがカッ
トしやすいイメージがありますが、以前に
私がカフェをやっていたころ、ランチの営
業が始まると、ケーキの販売が落ちてしま
い、悩んでいました。その時に一人パート
さんを頼み、移動販売でケーキを会社様の
お昼休みを狙い、販売してみました。思っ
てよりも好評で、プラスになって人件費は
あっという間に消化できました。これもプ
ラスのコストカットですよね。
あと考えられるコストカットは、光熱費で
しょうか?一番コストカットしやすい経費
かもしれないですね。
例えば、白熱灯や蛍光灯はLEDに変えるこ
とや料金プランの見直しもこまめに行った
方が良いでしょう。こまめに電気を消した
り、水などの流しっぱなしをしないこと、
電気代とガス代のどちらが高いかで、料理
をする際に使い分けをするのも些細なこと
ですが、気を付けると良いでしょう。
そして、あらゆるロスを減らしましょう。
最近のお客様は、食べ残しをとても気に
しますので、適性の量の見直しをし、残
食を減らすことも大事でしょう。
業者から仕入れる食材は、できる限り、
小袋のタイプを選び、使い切りを徹底す
ると良いかもしれません。大袋の業務用
が安いからと言って、常に余っているよ
うでは、結局無駄になってることも多い
はずです。衛生面でも使いやすいので、
小袋を導入するようにしましょう。
意外に穴場なのが、消耗品です。最近で
は、どんなシーンでも食品を扱う人は、
使い捨ての手袋をはめていることが多く
なりましたよね。一例ですが、こんな手
袋も扱う業者で価格が全然違うので、常
に見直しをしていきましょう。腐らない
ものだからと在庫に抱えず、こまめに発
注する方が良いでしょう。
まとめ
コストカットのイメージはできましたでしょ
うか?大切なのは、一気にやるのではなく、
日々日頃、確認し、見直しをしていく根気が
必要なのでしょう。
カフェでは、できる限り作り置きはせずに、
お客様の顔を見てから、出来立てを出すよう
に心がけることも大事です。
食材の在庫も抱えすぎないようにすることは、
賞味期限切れで廃棄ロスを増やさないために
も重要です。食材の在庫を抱えないことで、
常に新しいメニューを用意する習慣に繋げた
りと、メリットも多いでしょう。
正しいコストカットをすることで、利益を増
やし、新しいメニューを開発し、常にお客様
に料理や空間を発信できるカフェ運営を心が
けていきましょう。