カフェ開業ノウハウ レシピ②

みなさん、こんにちは。カシューです。

パティシエになるには、お金もかかるし、大

変そうだと思いませんか?ましてや自分でお

店も始めるなんて、運が良くなきゃ無理だと

思いますよね。

あるきっかけで、ケーキ作りを始めた私が、

カフェとケーキ屋をオープンしてしまった

話です。きっかけは、高校生の時なので、

かなりさかのぼりますけれど。

<目次>

  1. ケーキを作り始めたきっかけ
  2. 毎日ケーキを作る
  3. 唯一の先生はお菓子の本
  4. ケーキが美味しいと言われるまで

ケーキを作り始めたきっかけ

もともとコツコツと物を作るのは得意な方で

した。編み物・料理といっても味噌汁くらい

ですが、小学校1年生くらいまでには、マスタ

ーしていたくらいです。

お菓子作りでは、クッキーを焼いては、友達

と交換したりと全く作ったことがないわけで

はありませんでした。

そんな私が本気になったのは、ある出来事が

きっかけでした。

高校2年生のバレンタインで好きな人にケー

キを作って持っていきました。本格的に作っ

たのは、初めてで、材料も買いすぎてしまっ

たくらいでした。キッチンを散らかしながら

作ったのを覚えています。

一生懸命作って、やっと届けたら、一口食べ

た彼は、「あまり美味しくないな」の一言で

した。悔しくて、「いつか立派なケーキ屋に

なってやる!」と泣きました。すごく寒い雨

の日でした。

毎日ケーキを作る

その日から、まずは自分の家にあるオーブン

レンジのおまけでついてくるようなレシピ本

の中にあるパウンドケーキを作り始めました。

高校生の私には、材料をたくさん買うほどの

お金もなく、できる事をすぐにやりたかった

のです。たかがパウンドケーキでも、真ん中

がくぼんでしまったりと、なかなか思うよう

にはいきませんでした。

なぜ、ケーキが膨らむのかも、なんにも理論

的にわからなく作るのですから仕方ないです

よね。初めて成功して、美味しいと思ったケ

ーキのレシピがこれです。

ショコラのパウンドケーキ

<材料>

バター   80g

上白糖   60g

ミルクチョコレート   80g

小麦粉   100g

くるみ    20g

<作り方>

  1. バターを室温に戻す。(ここが重要です)
  2. 上白糖を加え、よくハンドミキサーで混ぜる。
  3. 白っぽくなったら、卵を少しづつ入れる。
  4. 湯せんで溶かしたチョコレートを加え、よく混ぜる。
  5. 小麦粉をふるいにかけながら加え、よく混ぜる。
  6. 型に入れ、180℃のオーブンで40分焼く。

これは、おまけの本を改良して、私の好きな

味に仕上げました。後に長野県のお蕎麦屋さ

んで販売されるようになります。

唯一の先生はお菓子の本

立派なケーキ屋になる!」ためにというより、

この頃の私は、ケーキつくりに成功すること

しか考えてませんでした。

いよいよ本を買って、その中で作れそうなケ

ーキを作り、成功例をひたすら増やしていき

ました。1つのレシピを真似するのに1ヶ月は

かかったような気がします。

みなさんお気づきだと思いますが、ケーキ作り

に関して、私は非常に不器用でした。なんせ、

せっかちな性格で、お菓子作りに必須の分量を

量ることが何より嫌いでした。

その気持ちが、後にできる限り分量を量らない

ケーキ作りに変化していったのです。

ケーキが美味しいと言われるまで

高校三年生になり、お菓子作りが化学的要素が

含まれているような気がなんとなくしていまし

た。ケーキを作って、失敗成功を繰り返し、な

んの根拠があって、こうなるんだろうと疑問に

思ったからです。

そのことをもっと知りたくなり、大学は女子栄

養大学に進むことを決意しました。アルバイト

もするようになり、自分のケーキを周りの人に

食べてもらう機会も増えてきました。

「美味しい!」と言われることは、ケーキ屋を

立ち上げた後も常に感動していたように思いま

す。

高校二年生で「美味しくない」ケーキをつくっ

ていた私が、1年後に「美味しい」の言葉を聴

けたのは、成長のスピードとしては、早かった

のではないかと思います。

パティシエに0.1歩近づいた

全くケーキを作れなかった私が、ほんの少しだけ

近づいた頃の話でした。

その後、結婚し、子供を育てながら、カフェまで

立ち上げる、そこまでの道のりをまたお話させて

いただきたいと思います。

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